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2010年6月30日 (水)

asahi.com顔面蒼白?なんだサッカーかよ。失業率増加とG20バーゼルⅢの先送り。非常に鬱陶しい梅雨のような話と、他ブログからパーッと晴れ渡るような話。

 非常に鬱陶しい天気に加えasahi.comが真っ青になっていたので何事か?と思ったらサッカーかよ。民主党の広告が新聞社のHPで散見されるのと同じように非常にうっとーしー。別に日ごろの憂さを晴らすお祭り騒ぎに水を差すつもりはないが、(昨日はおもっきし水を差したが)ちょっと度が過ぎてはいないか?

 

5月の失業率5・2%で連続悪化

2010629()99分配信 共同通信

以下引用

 「総務省が29日発表した5月の完全失業率(季節調整値)は、前月より0・1ポイント上昇の5・2%で、3カ月連続で悪化した。厚生労働省が同日発表した求職者1人に対する求人数を示す5月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月より0・02ポイント上昇の0・50倍で、2カ月ぶりに改善した。男女別の失業率は、男性が5・5%、女性が4・7%で、いずれも前月と同じだった。完全失業者数は前年同月と同じ347万人。」

引用終わり

政府は確かGDP成長率 2・6%に上方修正したはずだ。放っておけば法人税の税収が見込めるはずなのに消費税増税、法人税減税。そして失業率は連続悪化、株主総会での高額役員報酬の相次ぐ発表。民主党の消費税増税の選挙目当てのトーンダウン。国民を舐めきっているのか、へたれなのか、まあ両方だろう。本当に迫力が無い。自らの政策に対しての信念が感じられないふらふら菅なのだが、これも官僚にいいようにやられている証拠だろう。民主党の力が削がれても、増しても、すでに閣僚を手玉に取った官僚どもには関係ない。腹を抱えて笑っているだろう。

ここで、非常にうっとーしー話を一つ。

先のG20で新新BIS規制(バーゼルⅢ)が2012年まで先延ばしになった。

金融安定理事会、新銀行自己資本規制の移行期間延長を支持

引用開始

[トロント 27日 ロイター] 「金融安定理事会(FSB)は27日、20カ国・地域(G20)首脳が新たな銀行自己資本規制(バーゼルIII)導入までの移行期間を延ばす方針で一致したことについて、規制案を緩めることを回避できるとの見方を示した。

 G20首脳は昨年末、金融危機の教訓から2012年末までに新たな銀行規制を導入することで合意したが、当地で開催中の首脳会議(サミット)では27日、2012年をバーゼルIII導入の完了ではなく開始時期とすべきとし、移行期間を延ばす方針で一致した。」引用終わり

先延ばしになったのは、少しは喜ばしいのだが。2015年は新国際会計基準導入のリミットになっている。

日本のバブル崩壊後BIS規制が導入され銀行の貸し渋り、貸し剥がしに拍車がかかった。2002年の国際会計基準導入に向け、雇用規制の破壊が進んだ。そしてこの時期の半ばに消費税増税と法人税減税が橋本政権下で行われ日本の景気はドスンと落ち込み、財政規律は霧散し自殺者は毎年3万人を超えることになった。

バーゼルⅢは先送りになったが、新BIS規制(バーゼルⅡ)は2006年末より導入されている。そして、消費税増税、法人税減税、新国際会計基準の導入と90年代の悪夢を再現するようなパターンが現出している。

98年頃から始まった過酷なリストラの時期に脚光を浴びた社員は総務、人事畑の事務屋いわゆる営業や企画で使い物にならない社員。それまでは何といっても売り上げを上げる営業職、もしくはヒット商品をたたき出す企画職が花形だった。共感能力が低く顧客のニーズも拾えない、柔軟さや華やかさにも欠ける事務屋がなぜこの頃から脚光を浴びたのか。その低い共感能力をフルに発揮して、ばっさばっさと退職強要を敢行し首を切りまくったからだ。その頃の中高年を一人切れば給与と雇用保険、健康保険、厚生年金の掛け金も含め一人純利ベースで1千万はカットできた。5人も切れば5千万円。これだけの金額を純利ベースでたたき出すのはトップセールスマンでも無理だ。しかも手間要らず。首を切られた社員のやっていた仕事は残った社員の労働強化で穴埋めし、丸々儲けとなりさらに将来の数千万の~一億の固定費もカットできるのだから会社としては万々歳だ。あれから10年以上。順調に首切り実績を積んだ中堅社員はすでに幹部社員となっているだろう。もしも、あなたの会社の社長が総務、人事、財務畑の人間だったら要注意だ。さらに過酷なリストラが待ち受けているかも知れない。

いや、もうすでに起こっているかもしれない。JALや大手デパートなどの割り増し退職金をたっぷりもらえる早期退職者ばかりが注目されるが、そこで働いていた、派遣や非正規雇用者はどうなった。目立たない会社での正社員のリストラはどうなっている。じりじりと上がる失業率にとても嫌な予感がするのだ。我が身も含めて。

うっとーしー話はこれくらいにして明るい話題をいくつか。

大相撲の賭博事件が賑やかだ。日本を揺るがす大事件だそうだ。どこがだ?たかが、銭目当てのプロスポーツ選手の不祥事だろう。周りで銭を吸い取る有象無象と国民の視線をあっちに向けたいマスコミにとっては大事件かも知れないがこっちには何の関係も無い。  

それよりも警察は絡んでないのか。力士暴行死事件では警察幹部と親方衆の仲良しぶりが露見したはずだ。暴力団関係なら当然警察にも情報が入っていたはずだ。雑誌ですっぱ抜かれて慌てて自らの癒着関係を隠蔽したのではないか。学校の授業に武道として相撲をねじ込んだ文部省はどうなのだ。警察も、文部官僚も正義の味方面しているが実際はどうなのだ?

あくまでも公権力に関心のある僕としてはそんな疑問がちょっこし有ったが、この疑問に関連するブログを見つけたので報告する。

永田町異聞」さんの「相撲協会が元東京高検検事長を必要とする理由」と「毒蛇山荘日記」さんの「相撲協会も「元検事」の支配下に…。」どちらも検察官僚の胡散臭さに言及しており、なるほどと思った。警察の上の親分が乗り出して、自らの悪は隠蔽しつつ、裏社会の親分と手打ちをするという構図らしい。文科省の胡散臭さも是非槍玉に挙げて欲しい。

さんざん疲弊耐菅僚内閣とぼろくそにけなし、消費税増税、法人税減税に批判を加えてきたが、それらをまとめて一刀両断、すっきりとまとめてある記事を見つけたのでこれも報告しておこう。

THE JOURNAL二見伸明:なぜ、消費税増税? ── 「官」が「菅」を支配する

以下一部抜粋

「「国債と税金の違いは、国が国民に「○○円、お借りしました」という借用証書が国債で、国(=官僚)が、国民から有無を言わせず取り立てるのが税金である。消費税を増税して「国の借金を返す」だの「増税した分で経済を活性化する」など、「バカも休み休み言え」と言いたい。「官僚」は、エリート中のエリートだと自負し、政党や政治家を見下す、万能で、超然たる存在だと思い込んでいる。そして、マスコミは「国民も成熟して、消費税についての理解が深まった」と報道し、批判派に「時流を知らない馬鹿者」と烙印を押して、「官僚」にゴマをすっている。「官僚ファシズム」の完成である。」

「経済が委縮し続けているデフレのど真ん中で、消費税の増税は絶対にしてはいけない禁じ手である。消費は抑えられ、経済は縮小し、非正規社員、失業者が増え、貧富の格差は拡大する。地方の疲弊は計り知れないものになるだろう。また、赤字穴埋めのための増税が赤字拡大の悪循環を生じかねないのだ。1930年代の金解禁デフレを教訓にすべきだ。」

以上抜粋終わり

 さすがにプロはすごい。僕が言いたかったことをほとんど網羅して、まさしく一刀両断だ。これぞジャーナリズム。

 もう一つ、「すくらむ」さん「法人税減税は究極のバラマキ -大企業の国際競争力強化が経済・財政悪化と貧困化の悪循環生む

 このブログもすごくためになった。付け焼刃でも日本の財政を調べて、同じような内容がもっと洗練された形で出ているのを読むのは本当に気持ちが良い。このブログには何回にも分けて重要な情報が記されているようなので、勉強させていただきたい。

最後に、「裏切られた?革命」のexod-USさんより始めてトラックバックを頂いたのだが、このブログからダウンロードできる「静かなる革命パンフレット【第一弾】税制を変えれば政治が変わる:一般取引税を導入して夢のジパングへ」というのがすごい。これが実現できれば政府の資金調達はばっちりだ。ベーシックインカムによる資金配分、そして雇用規制の修復。これらが実現できれば日本は本当にパラダイスのような国になるのではないか。鬱陶しい梅雨空がパーット晴れ渡るような爽快感を覚えた。又、「えらぼーとで遊ぼう2010年参院選:推薦候補者リスト選挙区編」は大変分かりやすい。「ラターシュに魅せられて」さんのリスト「反戦ないえづくり」さんのアンケート結果と共に、民主党への思い入れの強い方々は是非ご参照あれ。

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