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2010年6月 4日 (金)

菅?樽床?どうでもいい民主党代表選。沖縄差別に対する「善意」と「悪意」

「善意」知らないこと。「悪意」知っていること。法律上に表現される言葉の意味である。

刑務所から出所し、住む所も職も金も無く、引受人も身寄りも無く、そのような事情からまず生活保護を受給せざるを得ないことを説明した刑務所発行の文書を持ち、役所へ生活保護の申請に赴く。役所の窓口で住居を決めてから申請せよという違法な説明を受けて追い払われる。何日も野宿をしながら不動産屋を回る。双方の意思の合致が原則の私的契約の原則から、当然に相手にされない。仮に相手にされたとしても保証人を求められる。すでに親は他界し、兄弟も無く、親類からは拒絶される。保証をする組織に保証を申請してもどういうわけかブラックリストが完備され直ちに却下される。

至極常識的で温厚な、差別に「善意」の人々が、契約上のリスクを回避するという、これまた、善悪の価値判断が入り込む隙の無い、私的契約上の極々常識的な判断に基づき、寛容をあっさりと廃棄する。鉄壁、強固な排除の壁を構築してゆく。

生活保護受給者、路上生活者、ワーキングプアの人々に対して、「自己責任」を公言し、その考えに基づき施策を行う「公人」は、差別に「悪意」でありその「悪意」を実際の権力行為を通じて徹底的に現実化してゆく。

普天間問題の本質の一つは沖縄県民に向けられた差別である。

「抑止力」のことは良くわからないがとりあえず自らの被害は回避するという一般の人々の「善意」に基づく、しごく常識的な判断に基づく差別である。普天間移設に関する日米共同声明は、時の行政府が沖縄差別に対する「善意」を装いながらその差別を現実化する強力な権力行為である。

樽床伸二議員は沖縄差別に対しては「善意」を装い、普天間移設は鳩山総理が職を賭して決めたことなので尊重するという。菅直人副総理も沖縄差別に対しては「善意」を装い、外交の重要性という曖昧な煙幕を張る。自民、公明、みんなの党、たちあがれ日本、共産党の野党五党は沖縄差別への「悪意」を徹底的に隠蔽しつつその「悪意」を現実化しようと、民主党糾弾の虚妄を弄する。

社民党のみが沖縄差別に「悪意」でありその差別に立ち向かおうとしている。僕にはそんなふうに見える。

確信・革新無党派層の僕にとっては民主党の代表が誰になろうと正直どうでも良いことだ。

僕は、自分の中にある差別に「悪意」でありながらもその「悪意」に抗い、現実の行為で排除の壁をほんの少し掘り崩す。

反貧困の活動は様々な「差別」に対して「悪意」になることだ。自らの「差別」意識に対しても「悪意」となることだ。反貧困の活動に、微力を捧げることは、全国にそのネットワークが構築されつつある現在、それほど難しいことではない。

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