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2010年6月27日 (日)

消費税増税、民主党の裏切り行為、世論調査、反貧困活動。僕にとっての当たり前のこと。

 消費税を上げれば消費は冷え込む。消費が冷え込めば企業は新たな設備投資や新規事業の展開に尻込みする。そんな状況で法人税を下げてもその金は従業員には回らない。良くて社内留保、悪くすれば役員報酬と株主配当に回るだけだ。最近発表された大企業の役員報酬やそれにぶーたれる株主どもの文句を見ればわかるだろう。

 橋本内閣が97年に2%消費税を上げ、景気が急降下し、翌年法人税を下げ大量の国債を発行し財政支出を増やしても景気は回復しなかった。税収はさらに落ち込み法人税減税分を消費税が補っただけだった。そして小泉の緊縮財政により一般庶民は塗炭の苦しみにあえぎ金持ちはこの世の春を謳歌した。

 消費が弱くデフレが進み、雇用破壊が進んでいるという今の現状は橋本政権時よりもはるかに条件が悪化していることを示している。民主党が橋本政権と同じ轍を踏むことは火を見るよりも明らかだ。小泉のときは「自民党をぶっ壊す!」「構造改革!」「抵抗勢力を排除する!」などのキャッチフレーズに国民が熱狂した。再び国民の目をそらし、熱狂の渦に巻き込むにはもう一工夫必要だ。今度はもっと強力なキャッチフレーズが必要だ。それは戦争。間違いをごまかすためには憲法改正とファシズムの強化が必要なことも明らかだ。

 知り合いが手ひどい裏切りをすれば手を切る。二度も騙されれば決定的だ。それでも付き合おうというのはよほど金銭的なメリットがあるのか色仕掛けで謀られている時ぐらいだろう。

 取引先が手ひどい背信行為をする。一度は我慢するかもしれないが二度目は無い。きっちり契約をたたき切る。もしその取引先が地元の有力企業であれば、大抵議員やヤクザを使って圧力をかけてくる。その瞬間ほどほっとできる時はない。判断に間違いが無かったことを確信するからだ。

普天間基地移設問題で手ひどい背信行為をし、消費税増税で再び裏切り、それでも恬として恥じない。そんな民主党をまだ支持しようということは倒錯したマゾヒズムか、よっぽど直接的な利益を受けているかのどちらかだろう。

日本をぶち壊した自民党とその分派の有象無象、及び公明党は論外。その論外の奴らと手を組んだ共産党も話にならない。地元でがんばっている共産党の地方議員や組合員にはほとほと頭が下がるが国会議員は全く信用できない。お話にならないそいつらの甘言に乗せられることほど馬鹿なことはない。

残るは社民党と国民新党。

僕は選択制夫婦別姓を法制化しないことにより、現実に多大な不利益を被り家族破壊の一歩手前まで行っている人を何人か知っている。だから選択制夫婦別姓が家族を破壊するという話には何のリアリティも感じない。単に家族制度を守ることが目的で、実際にそれで家族そのものが破壊されようと関係ない、ということが反対論者の本音だと思っている。だから、国民新党もダメ。

支持できるのは社民党しかない。

選挙でソフトバンクのコマーシャルに出てくるわんこの名前を書く人が増えれば良いと思う。投票に行って敢えて無効票を投じる。それも立派な民意の表明だ。投票率70%無効票20%にでもなれば、それは立派な反乱の、愉快な、狼煙になる。

何も悩むことは無い。

僕が学生だった頃、世論調査のアルバイトというものがあった。

これが結構な人気だった。なぜならちょっとした旅行気分が味わえ、しかもその経費は新聞社持ち、日当までもらえるという好条件だ。

新聞社の会議室に集まり、くじでどこへ行くかを決める。遠いほうがラッキーだ。名簿と質問票と経費分のお金をもらっていざ出発。

いつもは夜行列車や周遊券を使ってしか遠出の列車には乗らないのだが、今回はなんとダイレクトに特急列車の自由席だ。

現地に着いても当然土地勘は無い。地図は資料としてもらっていたがまず親切そうな人を捕まえて大体の雰囲気をつかむ。そして、選ばれた対象者の家へGO

対象者は老若男女、勤め人もいれば無職の人もいる。すぐにつかまる場合は良いのだが、出かけていたり、すでに引っ越したりしている場合もある。出かけている場合はその家の人や近所の人に、その対象者がいそうな場所を聞く、訪ね歩く。まるで刑事のように執拗に追いかける。ようやく辿り着いた時には、その人が「よくここがわかりましたね」と吃驚する。

そんなこんなで対面式でその人から質問の答えを聞いて質問票に書き込んでゆく。遠いところから来たよそ者に対して、みな真剣に親切に答えてくれる。

その日は何人かを残して終了。旅館に泊まる。いつもは寝袋とリュックをしょって旅をしているので食事付風呂付の旅館に泊まることなどめったに無い。どんなボロでも嬉しかった。

翌日、半日かけて残りの人の所在を突き止め終了。特急自由席で帰って行く。

これに比べて、現在の世論調査のなんと安直なことか。週末、きっちりと休みが取れる人々。固定電話の有る家に昼間いる人々。録音された質問に律儀に答えられる人々。年金がたっぷりもらえ、蓄えもある高齢者。日本の将来にこだわることも無く、現在の安寧が少しでも続いてくれれば御の字の人々。

こんな人々が答えた安直な世論調査など全く信用に値しない。

生活保護申請に付き添い手伝うこと。困っている人に手を差し伸べること。自分が困ったときに手を差し伸べてくれるであろう仲間がいること。サボったり、怠けたりしているのではない、本当は働きたい、自分の過去の仕事の自慢話に花を咲かせる生活保護受給者の面々。仕事が本当に無いというリアルな現実。そんな身近な現実と国を動かす権力とのあまりに大きな乖離。権利を自覚しその権利の獲得のために闘うという現実世界での小さなレジスタンス、反乱。

僕にとっての当たり前のこと。

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コメント

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喜んで。リンク張らしていただきます。僕のほうではリンク集に載せれば良いのですよね。ブログ初心者なのでちと不安です。相互リンクをぐぐると訳のわかんないサイトが一杯出てくるもので。それから、FC2ブログにはココログからトラックバックが送れなくて困っています。ちゃんとブログのトップページとトラックバック対象のページのアドレスを本文でリンクしているのですがダメです。何かやり方があるのでしょうか。できない場合は、そちらのブログを引用したときにその旨コメントいたします。
今後ともよろしくお願いいたします。

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