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2010年7月20日 (火)

国家戦略室格下げ、予算編成を仙谷、玄葉、野田にまかせる、その予算編成の概算要求基準は一律一割削減。現政権の劣化の加速度が尋常ではない。

すでに記憶が薄れ始めている参議院選挙だが、印象として残っているのは民主党の掲げた争点は国民の懐具合ではなく、国庫の懐具合だったといことだ。国庫の懐具合がギリシャ並みになり、社会保障がガタガタになっても良いのかという、社会保障人質論による恫喝がその主張の中心だった。

結局、国民の窮状をどのように解決するか、という現実に即した政策理念は無く、財政の健全化のみが目的化された。

これに対して国民は、この国の現状を何とかしてくれという意思表示を示し、民主党を選挙で大敗させた。

しかし、民主党の閣僚も幹部も開き直って居座りを決め込み、何事も無かったかのように、国の根幹である予算編成を、政策理念もなく粛々と進めている。

そして、国家戦略室を格下げし、予算編成を仙谷、玄葉、野田にまかせ、予算編成の概算要求基準は一律一割削減だという。

IBTimes 予算編成に新たな司令塔を模索、仙石長官や玄葉政調会長を軸に調整
2010年07月19日 18:53更新
以下引用
「政府は19日、予算編成や税制改革など重要政策の総合調整などの組織を内閣官房に新設する方向で検討に入った。
 政府・民主党で政策調整を担う仙谷由人官房長官と民主党の玄葉光一郎調会長(公務員改革相)のほか、野田財務相ら主要閣僚が加わり今月中にも発足させる構えと見られている。
 荒井聡国家戦略・経済財政担当相は16日の閣議後の会見で、国家戦略室の機能を縮小する方針を打ち出し、法的根拠がないまま各省庁の調整・折衝を行うことに限界があるとして「(衆参の)ねじれで難しくなってきたことがあり、現実を前提として首相直属の助言機関にした方がいいと考えた」と述べていた。」
引用終わり

時事ドットコム 一律1割削減に異論噴出=20日に骨子を提示-概算要求基準
以下引用
「野田佳彦財務相は20日の閣議後の閣僚懇談会で、2011年度予算の概算要求基準(シーリング)の骨子を各閣僚に提示する。厳しい財政状況を踏まえ、各省庁に対し社会保障費などを除く政策的経費について一律1割程度の削減を要請する方針だ。しかし、一律削減方針には閣僚の間から異論が噴出しているほか、民主党内には予算規模の維持を求める声が高まっており、政府が目指す月内の閣議決定が遅れる可能性もある。
 一律1割削減は、国債費を除く一般会計の歳出を10年度並みの71兆円に抑えつつ、医療・介護や環境などの成長分野に重点配分する最大1兆円の特別枠の財源を確保するのが狙い。既存予算の削減に成果を上げた閣僚にはこの特別枠を優先的に配分し、予算の大幅な組み替えを促す。
 ただ、一律削減方針に対し、前原誠司国土交通相が、10年度予算で既に前年度比18%減と大幅削減した公共事業費を例外扱いするよう主張。また、農家の戸別所得補償の完全実施のため1兆円規模の予算が必要な山田正彦農林水産相は「(省庁ごとに要求額の上限を設ける)かつてのシーリングみたいなものはできない」とけん制する。
 政府関係者は「ある事業で予算を削られても、他にいい事業を出してくれば予算を取ることができる。不満のある省庁は自信がない証拠だ」と強調する。しかし、参院選大敗で首相の求心力が低下する中、閣僚の予算要求を抑え込むことができるか不安視される。(2010/07/19-19:24)」引用終わり

国の課題への認識を明示するわけでもなく、その解決策を示すことも無く、ただ財政の縮小均衡を図ろうとしているだけだ。

業績の悪化した子会社の無能な経営陣とそっくりだ。その子会社としてのミッションも経営理念も自覚すること無く、業績改善の戦略を策定する能力も、その戦略を実行する意欲も無い。親会社にいわれるまま、自らの保身のために、首切り、リストラに汲々とする惨めな惨めな役立たずの経営陣。その行く末やいかに。ますます業績が悪化し結局、他社に安値で叩き売られる憂き目を見る。もちろん親会社はアメリカ、財務省。他社とは金融博徒の面々だ。

記事を見る限り、一生懸命予算を削った閣僚にご褒美として特別枠から予算をつけましょう、というだけの話だ。どのような理念で予算を削り、どのような理念で予算を増額するかという理念が何もない。「政府関係者は「ある事業で予算を削られても、他にいい事業を出してくれば予算を取ることができる。不満のある省庁は自信がない証拠だ」と強調する。」という政府関係者の「他にいい事業」という言葉にそれが如実に表れている。まるで、報償旅行を飴玉に、ノルマで尻を叩かれる営業社員のようだ。出来損ないの営業会議のようだ。課題の明示、解決の方針が無いところで、「何かいいアイデアは無いか?」という問いかけがどれほど無能さの証明であるか、何の意味も無い、下らない会議に何度も参加したことのあるものならば誰でも理解するだろう。

現政権の劣化の加速度が増している。心ある国会議員の方々は座して死を待つつもりなのか。これほど虚仮にされている国民は黙って見過ごすつもりなのか。

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